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2023.05.12

健康☆インスリンの働きを知ろう

●血糖値をコントロールするホルモン
食事で体内に取り入れられた炭水化物は、だ液や膵液、腸液によってブドウ糖に分解されます。
ブドウ糖は私たちの体に欠かせないエネルギー源ですが、そのままでは肝臓や筋肉に取り込まれることはありません。
その取り込みも含めて、糖の代謝を助けているのがホルモンのインスリンです。

空腹時には、筋肉からアミノ酸、脂肪からグリセロールが血中に放出されて肝臓に運ばれるのをインスリンが抑制。
それらが肝臓でブドウ糖に合成されないようにインスリンが調整しています。

また、食後にはインスリンが肝臓や筋肉の細胞に作用。
糖輸送体(細胞内に糖を取り込む役割をはたすもの)に糖を取り込むように伝達することで、血糖値を下げます
血糖値を下げるはたらきをするホルモンはインスリンだけ
体にとって非常に重要な役割を担うホルモンなのです。

●インスリンの作用が低下する原因
インスリンのはたらきが悪くなると、高血糖を引き起こします。
その原因となるのは、主に過食や運動不足。
脂肪細胞が肥大化して、インスリンの作用を良くする善玉サイトカインが減少し、
インスリンの作用を悪くする悪玉サイトカインが増加してしまうのです。
すると血糖値を下げようとインスリンが過剰に分泌され、高インスリン血症に。
結果として肝臓に取り込まれるブドウ糖の量が増え、
消費しきれなかった分が脂肪として脂肪細胞に蓄積されるという悪循環を生み出します。

インスリンの役割と作用をしっかり把握して、
高血糖を防ぐために、
過食や運動不足などを解消することを目指しましょう

水彩プラザ姫路店
TEL 0120-411-365

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